中高年の転職の心得
A: 「はい、ありません」と一言で終わらせず、関連する経験を積極的にアピールします。
例えば、補佐経験はアピール材料になるので、『プロジェクトのリーダーを補佐してきました。』といった風に答えます。
それから、『プロジェクトの多くは10名以上で、リーダーは他のプロジェクトも兼務していました。』と 具体的に説明していきます。
そして、どのように補佐をしたのかを述べます。『そこで、ディレクション業務については、私が努めてきました。』といった感じです。
さらに、『進歩状況を常に把握しつつ、新人スタッフに対しては指導もしました。』と 指導経験もアピールすれば完璧です。
A: 求められている人材を認識したうえで回答します。
例えば、役職経験がある場合です。
『はい。経理部門の係長として、迅速かつ正確に業務を遂行するよう 改善してきました。』と、業務改善の実績を述べます。
それから、どのように改善したのかという具体的な経験を説明し 成果を強調します。
『他部門と連動した管理システムを作り上げるために 各部門との打合せを緊密に行い、経理データ作成の期間を短縮することができました。』と いった風にです。
さらに、『部下5名においては、仕事だけでなくプライベートな相談もよく受け、解決してきました。』と言い添えます。
部下を育ててきたことも、マネジメント能力としてアピール材料となります。
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